
SETAGAYA SIXES ダブル・ゴール・リーグ™
2024年秋冬シーズン・競技規定
SETAGAYA SIXES ダブル・ゴール・リーグ™(以下、「当リーグ」といいます。)の競技規定を以下の通り定めます。
1.参加資格
1)チームおよび選手個人として「ダブル・ゴール・コーチング™」の理念におおむね賛同できること。
2)各カテゴリーの年齢よる参加選手資格は以下の通りとします。(以下の学年は2024年4月以降のものです。)
■女子
- 女子一般 (*1) (高校生・大学生・社会人)
- ユース【U-18】 (*2) (高校生)
- ジュニアユース【U-15】 (*3)(中学生)
- ジュニア【U-13】 (小学4年生~中学1年生)
■男子
- 男子一般 (*1) (高校生・大学生・社会人)
- ユース【U-18】 (中学生・高校生)
- ジュニア【U-13】 (小学4年生~中学1年生)
*1 競技レベルの高い男女の高校生チーム・選手には、Openへの参加を認める場合があります。
*2 競技レベルの高い女子の中学生チーム・選手にはU-18 Girlsへの参加を認める場合があります。
*3 競技レベルの高い女子の小学生選手はU-15 Girlsへの参加を認める場合があります。
※参加申込・チーム登録後も、他の参加チームの数や競技レベルとの兼ね合いにより、参加カテゴリーを変更することも可能です。当リーグと協議の上、調整させていただきます。
2.登録
1)1チームの選手の登録人数は、最低1名のゴーリーを含む7人以上14人以下とします。
2)1チームのスタッフの登録人数は1人以上6人以下とします。
3)チームの登録および参加申し込みは、10月31日までにオンラインによるチーム登録フォームの申請により行われるものとします。
4)1団体からの同一カテゴリーへの複数チームのエントリーも可能です。
5)同一カテゴリーにおける同一選手の別チームでの重複した登録は認められません。
一方、カテゴリーが異なれば、複数のチームに登録することは可能です。
6)選手の追加登録は、上記制限人数内であれば随時可能です。
7)登録選手は各々登録番号を付し、それをユニフォームナンバー(背番号)とします。
8)リーグ開催期間中の登録番号の変更は原則として認められません。
3.リーグ形式と日程
1)レギュラーシーズン
① 各チーム総当たり形式にて実施します。 ※参加チーム数によっては、総当たりではない変則的なリーグ戦になることがあります。
② 試合の勝者には勝点3、引き分けの場合には両チームに勝点1が与えられ、シーズンを通して合計の勝点の多い順に順位を決定します。
③ 勝点の合計が同一の場合は、以下により順位を決定します。
a.全試合の得失点差
b.全試合の総得点
c.当該チーム間の対戦成績
d.抽選
2)日程
・決まり次第、当ウェブサイトに掲載します。
4.競技ルール
1)競技ルール全般
・日本ラクロス協会の定める「SIXES」ルールに準じます。
※以下、「SIXESルール」の要点および公式ルールとの相違点を記しています。
2)フィールド
① フィールドの大きさ
A.原則長さ70m、幅36mの長方形とします。
B.会場により不都合がある場合は、長さ55~75m、幅35~55mの間で調整されることがあります。
② ライン
A.白または識別可能な色の線が望ましいですが、樹脂製のラインマーカー・マーカーコーン・フラットマーカー等での代用も可とします。
B.クリースラインについては、持ち運び式のクリースでの代用を可とします。
③ ゴール
・2つのゴールは持ち運び式の金属製・布製のものも使用可とします。
④ ショットクロック
・ショットクロックが用意できない場合は、ショットクロックオペレーターが経過時間を計り、10秒単位でフィールド上の審判員とチームに通知し、0秒でブザーまたはホーンを鳴らします。
⑤ チームベンチエリア
A.チームのベンチはサイドラインから少なくとも3m離れたチームベンチエリアに設置されます。
B.事前に登録されたメンバーのみが、チームベンチエリアに入ることができます。
3)用具
① ボール
A.ラクロス競技用の公式球(NOCSAE Standardに準拠したもの)を使用します。
B.ボールの色:白、黄色、またはオレンジのものが使用可能です。
② 選手の用具
A.ゴーリーを含めたすべてのプレーヤーは、マウスガードを着用しなくてはなりません。
B.「Women/Girls」のカテゴリーでは、ゴーリーを除く全ての選手はアイガードを着用しなくてはなりません。また、保護用のグローブの着用が強く推奨されます。
C.「Men/Boys」のカテゴリーでは、全ての選手は保護用のグローブ、フェイスマスクと両側を適切に留められるチンストラップ付きのヘルメット、ショルダーパッド、エルボー/アームパッドを着用しなくてはなりません。
D.ゴーリーは、顔全体とあごを覆うフェイスマスクとチンストラップを備えた保護用ヘルメットを着用しなくてはなりません。
E.選手は宝石類やピアスを身に付けて試合に出場することはできません。ただし、危険性が少ないと認められる医療用の予防アイテムや宗教的なアイテムは例外とします。身に付ける場合には、他の選手のスティックや用具に絡まないように、テープ等で固定しなくてはなりません。
③ ユニフォームとナンバー(背番号)
A.各チームの選手はすべて、最低でもチームカラーのジャージとショーツ/スコート、キルトをそろえて、統一されたユニフォームとして着用しなければなりません。Tシャツ等のシャツとビブス(ゼッケン・ナンバリング)の組み合わせでも構いませんが、両者の色とデザインが統一されている必要があります。
B.スウェットパンツやコンプレッションパンツを着用するプレーヤーは、同じ色のものを着用しなければなりません。
C.登録されている選手は、ジャージの前面と背面のいずれか、或いは両方に高さ15~26cmのナンバーを付けるものとします。
D.選手のジャージの表と裏のナンバーは同じでなければならず、同一チーム内でのナンバーの重複は認められません。
E.ユニフォームのナンバーは1桁または2桁の整数とし、範囲は0~99までとします。
4)チーム
① 選手の数
A.事前に登録された15名以内の選手だけが出場資格を持ちます。
B.同時にフィールドでプレーできるのは、ゴーリー1名を含む6名までです。
C.負傷・病気等で6名の選手を試合に出すことができない場合、4名以上であれば試合の開始・続行が認められます。
D.U-15特別ルールとして、ゴーリー不在の場合はリーグ指定のネットを使用することができます。その場合は5人でプレーします。
② キャプテン
A.各チームは1名のキャプテンを任命するものとします。
B.キャプテンのみが試合中に生じたルールの解釈に関するあらゆる質問について、審判員と競技する特権を有します。
③ コーチ
A.ヘッドコーチは、選手が適切かつ合法的なユニフォームと用具でプレーし、いつでもプレーできる状態であることを確認する責任を負います。
B.ヘッドコーチは、自チームのプレーヤー以外のすべてのメンバー、および自チームに公式に関係するすべての人の行動に責任を負い、審判員に協力して、プレーヤーと一緒に常に試合をコントロールし、観客から劣悪なスポーツマンシップを誘わない義務を負います。
C.当リーグでは、全てのコーチに対して、選手に対する暴力はもちろんのこと、暴言(他人を傷つけるような言葉、或いは、人格否定につながるような言葉や乱暴な言葉)や差別的指導、当リーグのセーフガーディングポリシーに反する行為を禁じています。違反があった場合は、ファウルとなる場合や試合からの退場や当リーグからの処分の対象となることがあります。
5)審判員とオフィシャル(テーブル要員)
① 各試合は2名以上の審判員により運営され、そのうちの1人を主審とします。
② 審判員およびオフィシャルは当リーグが手配を行います。
③ オフィシャル(テーブル要員)は4名以上で運営され、オフィシャルタイムキーパー、ペナルティタイムキーパー、オフィシャルスコアラー、ショットクロックオペレーターの役目を担います。
6)時間
① 試合時間
A.男女一般、男女ユース【U-18】 ランニングタイム8分✕4クォーター(Q)からなる計32分とします。
B.女子ジュニアユース【U-15】 ランニングタイム7分✕4クォーター(Q)からなる計28分とします。
C.男女ジュニア【U-13】 ランニングタイム6分✕4クオーター(Q)からなる計24分とします。
② オーバータイム
・オーバータイム(延長戦)は行いません。
③ クォーター間のインターバル
A.1Qと2Qおよび3Qと4Qの間のインターバルは2分とします。
B.3Qと4Qの間のハーフタイムは5分とします。
④ 試合時間の操作
・すべての時計は次の場合にのみ停止されます。
a.いかなる種類のタイムアウトの間
b.ゴール後、審判がホイッスルを鳴らしたとき
c.クォーター終了時
d.4Q最後の2分間にボールがデッドになったとき
⑤ ショットクロック
A.オフェンスチームは、ボールを獲得してから30秒以内にシュートを打たなければなりません。
B.ゴールへのシュートがないまま30秒が経過した場合、ボールはディフェンスチームに与えられます。
C.ショットクロックのリセットは、次のいずれかに該当する場合に行われます。
a.シュートがゴールパイプに当たった場合、またはクリース内に立っているゴーリーがはね返した場合。
i. ただし、ショットとみなされるためには、ボールがリリースされたときに、選手のスティックのヘッドがゴールラインの延長戦(Goal Line Extended、GLE)より上になければなりません。
ii. ボールはショットクロックの30秒が終了する前に選手のスティックから離されなければなりません。
b.ディフェンスによるルーズボールのマイナーファウル(プレーオン)により、反則を受けたチームにボールが与えられる場合。
c.ペナルティタイムを伴う反則後の再開時
d.ポゼッションの変更
e.ディフェンス側の選手の負傷によりプレーが停止した場合
f.ゴール後に審判員が再開のホイッスルを吹いたとき
g.クォーターの終了時。ただし、エキストラマンの状況でクォーターが終了し、ポゼッションが次のクォーターに持ち越しとならない場合。
h.ドローの後、ポゼッションまたはボールを与えられたとき
i.このルールに記載がないものの、審判員により適切と判断される状況
D.ショットクロックは以下の場合にはリセットされません。
a.GLEより上からのシュートではない場合
b.チームまたはオフィシャルタイムアウト
c.ボールがクリースの外側にいるゴーリーまたはディフェンスに当たった場合
d.オフェンスの選手の負傷によりプレーが停止した場合。
e.誤ったホイッスルや反則シグナル(スローホイッスルの際に行うシグナル)が遅れた場合
5)試合の中止・延期・中断・不成立・没収
① 中止・延期・中断
A.当リーグが、日没や悪天候(風雨・雷・降雪)、あるいは選手の安全が脅かされる状況により、試合の続行が望ましくないと判断した場合、試合は中止・延期または中断されます。
B.雷鳴・雷光をみとめた場合は、直ちに試合を延期・中断とし、選手・チーム関係者・観客・審判員・テーブルオフィシャルなどすべての参加者はできるだけ安全な場所に移動することが求められます。
C.雷鳴・雷光が収まってから20分が経過するまでは、試合の開始・再開は認められません。
② 不成立
A.試合途中の日没・悪天候等で試合続行が不可能と判断した場合、3Qまで終了していればその時点のスコアで試合成立・終了とします。
B.3Qが終了していなければ、別の日程を設定し、残り時間をもって再開試合とします。
C.会場等の都合により別の日程を設定できない場合、結果の裁定は当リーグに委ねられるものとします。
③ 没収
A.チームが所定の場所および時間に来なかった場合、もしくは何らかの理由で試合が終えられなかった場合、試合は没収となり、相手チームの勝利となります。
B.チームの選手が4名に満たない場合、試合は開始されず没収となります。
C.没収された試合のスコアは1-0となります。
6)選手交代およびプレーイングタイム
① 選手交代は、サブスティテューションエリアにて、審判員の許可なくいつでも行うことができます。
※交代時、交代選手は交代対象選手がフィールドを出てから入って下さい。一瞬でもフィールド内に定数を超えてプレーヤーがいる状況は避けて下さい。
② ケガや体調不良等の特別な理由がない限り、ベンチ入りしている選手全員に、毎回の試合にて同等のプレーイングタイムが与えられなくてはなりません。
7)マッチコーディネーション・ミーティングとポストマッチ・ミーティング
① 試合開始時間の約5分前にマッチコーディネーション・ミーティングを実施し、審判員が両チームのコーチ1名と参加選手全員を招集し、メンバー表・ユニフォーム・用具・ルール等の確認を行うものとします。
② 試合終了直後に双方のチームが合同でポストマッチ・ミーティングを実施し、当リーグのファシリテーターが両チームの参加選手全員を招集し、ゲームの振り返り・意見交換を実施するものとします。
5.罰則
1)規約の不履行を行じた場合は、当リーグの決定に従うこととします。
2)リーグの良質な運営に反するチームやその関係者等の行為については、当リーグが調査を行い、問題があると判断される場合においては当リーグより是正勧告を行います。なお、再三の勧告に従わず公序良俗に反する行為を繰り返す場合には、当リーグにおいてチームの勝点剥奪や試合の没収、チーム及びその関係者や選手の除名等を決定します。
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