“SIXES” とは
新しい「6人制」ラクロスの紹介です!
SIXESの特徴
「SIXES(シクシズ)」は2021年に始まった新たな6人制のラクロスです。
1. 新しい!
ラクロスを統括する国際競技連盟「World Lacrosse」が2028年のロサンゼルス・オリンピックでの競技採用を目指して作った、ファンを魅了するためのフォーマットです。
2. 6人制!
従来のラクロスは10人制ですが、SIXESではゴーリー含めて6人でプレーします。少人数でも試合が成立するので、ラクロスを手軽に楽しむことが可能です。
3. スピーディー!
新たにショットクロックを導入、攻撃側は30秒以内にシュートしなくてはなりません。得点後はゴーリーからのリスタートとなり、攻守が頻繁に入れ替わります。
4. テクニカル!
6人制のため、10人制に比べ個人技術や少人数でのグループ戦術がより重要となります。狭い空間でのテクニカルなパス・キャッチ・シュートも見ものです。
5. プレーが楽しい!
6人制となり1プレーヤーのボールタッチ数が増え、個人の重要性が大きくなります。スピーディーな試合展開に加え、より楽しいラクロス体験が期待できます。
6. 観ても楽しい!
ゴーリーから数回のパスでシュート!といったプレーも増え、より多くのゴールが生まれます。スピーディーかつテクニカルな試合展開で、観ても楽しいのがSIXESです!
10人制とSIXESの比較
従来の10人制とSIXESの主な違いを表にまとめました。
*補足説明
- 試合時間: 10人制では「1~3Q最後の30秒間」と「4Q最後の2分間」でデッドボールの度に時間が止まりますが、SIXESでは「4Q最後の2分間」のみ時間が止まります。(タイムアウトや審判が要請した際はSIXESでも時計が止まります。)
- 30秒ショットクロック: SIXESでは、ポゼッションしてから30秒以内にシュートを打つ必要があります。シュートがクリース内にいるゴーリーかゴールパイプに触れると30秒にリセットされます。30秒を超えてしまうと、ボールはディフェンスチームに与えられます。
- フェイスオフ: 男子ラクロスにおいて、フィールド中央のハーフライン上でクロスの裏と裏を向け合い、審判の笛と共にグラウンドに置かれたボールを奪い合う試合再開の方式。男子の10人制では各クオーター開始時だけでなく、得点後もフェイスオフからの試合再開となりますが、SIXESではゴーリーからのスタートとなります。
- ドロー: 女子ラクロスにおいて、フィールド中央にてクロスとクロスの間にボールを挟み、審判の笛と共にボールを上方に飛ばしてそのボールを奪い合う試合再開の方式。女子の10人制では各クオーター開始時だけでなく、得点後もドローからの試合再開となりますが、SIXESではゴーリーからのスタートとなります。
- ポゼッション: 選手がボールをスティックでコントロールしており、運ぶ・キープ・パス・シュートなどができる状態のこと。SIXESではゴールが決まると、10人制のようなフェイスオフやドローからではなく、点を決められた側のゴーリーのポゼッションからのスタートとなります。
- シュートチェイス: 10人制において、シュートしたボールがゴールの枠に入らずにサイドラインやエンドラインを越えた場合には、その時点でボールに一番近い選手のチームのボールになります。この際に、マイボールとするためシュートされたボールを追うことをチェイスといいます。SIXESではこのルールは適用されず、ボールを出した側とは逆のチームからのプレー再開となります。
- ボディチェック: ボールを持つ相手選手のクロスや体をクロスでたたくことをチェックといいます。10人制では男女でルールが異なっており、男子は相手のクロスと相手の首より下の正面か横、腰より上へのボディチェックが認められています。一方、女子はクロスのみでボディチェックは禁止されています。SIXESではボディへのチェックは反則とされ、クロスチェックのみOKです。
男子のフェイスオフ
女子のドロー
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